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ネイルの単価を上げるには、何をするべき?
ネイリストやネイルサロンオーナーの方が必ず悩むもの、それはネイルの「単価」をいくらに設定するべきか。
独立を目標にしているネイリストさんだけではなく、今現在サロン運営をされているネイルサロンオーナーさんも必見です。
こちらの記事では、「me+U ACADEMY」創立者兼講師の峯田先生に、「独立に必要な考え方」や「女性の人生相談」など、悩めるネイリストへの実際のアドバイスを紹介しています。実際に悩んでいる方、モチベーションアップしたい方など、是非参考にしてみてください。
私は普段、ネイリスト育成だけではなく、実際にネイルサロンを運営されている経営者の方のご相談にものることがあります。そこで必ず課題になるのが、メニュー構成も含めた「価格設定」です。
折角技術の高いネイリストを育てたのであれば、サロンやネイリストの価値を高めていきたいですよね。
私が必ず伝えていることは
「客単価アップ」を考えるのではなく、「時間単価アップ」を考えてみてください。
「今よりも売上をあげたい」と思ったときに、ネイルサロンがまず、すべきことは「時間単価のアップ」です。
売上の構成を式にすると「売上」=「客単価」×「客数」ですね。
なので、売上を上げるには、「客単価」か「客数」かどちらかを上げなければいけません。
ただ、競合も多いネイル業界で「客単価」を上げるには限界があります。
また単純に「客数」を上げるにも、すでに席数が限られているなか、1店舗あたりの客数もある程度決まってしまいます。
そこでネイルサロンに必要な考え方は「時間単価」という考え方です。
クオリティは変えずに、出来るだけ効率よく施術を提供することによって、「客単価」と「客数」の向上に貢献できます。
例えばわかりやすく、ジェルネイル10,000円でお店で提供していたとします。
オフ込で2.5Hかかる場合、時間単価は4,000円ですね。
ですが、同じメニューを2Hで提供することができれば、時間単価は、5,000円となります。
また、席も早く空くので、今まで1日5人が限界だったのが、もう1人多くお客様をご案内することができます。
時短を意識した「技術」は、これからのネイリストやネイルサロンオーナーに大切な考え方です。
是非皆さん、「時間単価アップ」を意識して、「稼げるネイリスト」になってくださいね。